「保守管理費」って結局何に払ってるの?中身を正直に解説します

こんにちは!愛知県西尾市のホームページ制作会社 リンクリエイトです。

ホームページを納品するとき、必ずご案内するのが「毎月(または毎年)の保守管理費」です。実はこの費用、お客様から一番よく聞かれるご質問のひとつなんです。

毎月の保守管理費、正直何にお金を払っているのかよくわからなくて…。ホームページって一度作ったら、あとは放っておいても表示され続けるものじゃないんですか?

吉沢えり

すごく大事なご質問です!実はここ、きちんと説明されないまま契約している方が多いところなんです。今日は保守管理費の中身を、包み隠さず正直にお話ししますね^^

この記事を読み終わる頃には、保守管理費が何のための費用なのか、払わないとどうなるのか、そして契約前に何を確認すればいいのかがはっきりわかるはずですよ。お客様へのご説明にもそのまま使えるよう、できるだけ具体的に書いていきます。

目次

保守管理費の中身、大きく分けると5つあります

制作会社によって呼び方や範囲は多少違いますが、主にこの5つに使われていることが多いです。

① サーバー・ドメインの管理

ホームページが24時間インターネット上に表示され続けるためには、ドメインとサーバーの契約が欠かせません。「住所」と「土地」の契約と考えるとイメージしやすいですね(くわしくは下記の記事をどうぞ)。

更新期限の管理や、サーバー側の設定の確認も、見えないところで大切な作業のひとつです。

② WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート

多くのホームページで使われているWordPressは、頻繁にアップデートが行われるシステムです。本体やテーマ、プラグインを古いまま放置すると、表示崩れや脆弱性(不正アクセスの入り口)の原因になります。更新作業と、更新後に表示が崩れていないかの確認も、保守管理費でまかなっている作業です。

③ サーバーのPHPバージョンの確認・更新

実は、これがいちばん見落とされやすいポイントです。PHPは、WordPressを動かしているプログラム言語で、サーバー側の設定画面から切り替えます。WordPressの管理画面には出てこないので、ご自身で更新していても気づきにくいんです。

古いバージョンのまま放置していると、サポートが終了してセキュリティ上のリスクが高まります。そして気づかないうちに、新しいWordPressやプラグインが「このPHPでは動きません」となり、サイトの表示がおかしくなることもあります。逆に、PHPだけ急に新しくすると、古いプラグインが動かなくなることもあるので、WordPressやプラグインの状態を見ながら順番に進めるのがコツです。

④ セキュリティ対策・バックアップ

ホームページは日々、不正アクセスやスパムの標的になっています。セキュリティプラグインの設定・監視や、万が一のトラブルに備えたバックアップの取得と保管も、目には見えませんが継続的に発生している作業です。

とくにバックアップは、トラブルが起きてから「実は取っていませんでした」となると取り返しがつきません。定期的にバックアップを取り、いざというときに前の状態へ戻せる体制を維持すること自体に、サーバー容量やチェックの手間がかかっています。

⑤ ちょっとした修正・ご相談への対応

制作会社によっては、ここを都度見積もりにしているところもあります。でも、あえて保守管理費に含めているのには理由があります。都度見積もりにしてしまうと、お客様が「こんな小さなことで頼んでいいのかな…」と遠慮してしまい、かえって気軽にご相談いただけなくなってしまうためです。

実際にいただくご相談も、この⑤が一番多いんです。「写真を1枚差し替えたい」「営業日カレンダーを更新したい」といった小さな作業のたびに見積書のやり取りをするのは、お客様にとっても私たちにとっても負担が大きいですよね。保守管理費という形で先にまとめてお預かりすることで、小さなご相談のハードルを下げる、という意図もあるんです。

毎月(毎年)、実際にどんな作業をしているの?

「見えない作業」だからこそ、イメージしやすいように表にまとめました。

作業内容頻度の目安
バックアップサイトのデータを保存し、復旧できる状態を保つ定期的(月1回など)
WordPress・テーマ・プラグインの更新更新の確認、更新作業、更新後の表示チェック随時(必要に応じて)
PHPバージョンの確認サーバー側のPHPが古くなっていないか、サポート期限を確認定期的+サポート終了前
サーバー・ドメインの期限確認更新期限の管理、失効の防止年に1回など(期限に合わせて)
表示・動作のチェック表示崩れ、フォームの動作などの確認更新作業のタイミング

プランごとの具体的な作業内容は、下記の「ホームページ保守管理・運用サポート」のページに一覧でまとめています。

リンクリエイトでは、サーバーとドメインは必ずお客様名義にしています

ここは、とても大切なポイントなのでお伝えしておきます。リンクリエイトでは、サーバーとドメインは必ずお客様ご自身の名義で契約します。制作会社の名義で契約するほうが管理は楽なのですが、のちのち大変になることが多いからです。

  • 制作会社と契約が終わったとき、ドメインやサーバーを引き継げず、サイトを手放すことになる場合がある
  • 制作会社が廃業したり連絡が取れなくなったりすると、更新や変更の手続きができなくなる
  • 「ドメインは誰のものか」がわからず、移転や解約のときにトラブルになりやすい

ホームページは、お客様の大切な財産です。名義がお客様であれば、万が一リンクリエイトとのお付き合いが終わっても、サイトを手元に残して他の会社に引き継ぐことができます。契約前に「サーバーとドメインは誰の名義ですか?」と聞いてみるのは、とてもおすすめですよ。

なるほど…!じゃあ、自分でできることは自分でやれば、保守管理費を払わなくても大丈夫ですか?

吉沢えり

正直にお答えすると、サーバー・ドメインの管理やアップデート作業をご自身でできる方は、保守なしを選ぶこともできます。ただ、専門知識がないまま作業すると、表示が崩れたり最悪サイトが真っ白になってしまうこともあるので、そこは慎重に判断してくださいね。

保守管理費を払わないとどうなるの?

「じゃあ払わなかったら実際どうなるの?」という点も、正直にお伝えしますね。よくあるのはこの3つです。

更新中のトラブルで、サイトが真っ白になることも

これは、私自身のサイトで実際に起きたことです。ウィジェットを更新している途中で、何らかの理由で最後まで更新が完了せず、サイトが真っ白になってしまいました。原因はコアファイルの破損でした。放置していたわけではなく、きちんと更新作業をしていても、まれにこうしたことは起こります。そんなとき、バックアップがあることや、復旧の手順を知っていることが大きな支えになります。復旧の手順は、下記の記事で詳しく紹介しています。

PHPのバージョンが古いまま、ある日突然動かなくなる

いちばん多いのがこのパターンです。WordPressの更新はご自身でされていても、サーバーのPHPまでは見落としがちです。気づいたらプラグインやWordPressが正常に動かなくなっていた、というご相談をよくいただきます。PHPのバージョンアップだけはサーバー側での操作になるので、ご自身で管理するときは、とくに忘れないようにしたいところです。

更新が止まり、検索順位がじわじわ下がる

ホームページは「作って終わり」ではなく、更新・運用を続けることが集客の決め手になります。情報が古いまま放置されたサイトは、Googleからの評価も少しずつ下がっていきます。この話は、下記の記事でも詳しく書いています。

保守管理費の相場と、契約前に確認したいポイント

保守管理費の相場は、月額5,000円〜20,000円程度と、会社によって幅があります。金額だけで判断せず、次の5点を確認しておくと安心です。

  • サーバー・ドメインは、誰の名義で契約されるか
  • サーバー代・ドメイン代が含まれているか、別請求か
  • PHPのバージョンなど、サーバー側の更新も見てもらえるか
  • 軽微な修正が月に何回まで、無料で対応してもらえるか
  • トラブル発生時の対応スピードと、バックアップからの復旧が可能か

「何にいくらかかっているか」を制作会社にはっきり聞くことは、決して失礼なことではありません。信頼できる会社であれば、正直に内訳を答えてくれるはずです。

よくあるご質問

Q. 途中で保守をやめたら、サイトはどうなりますか?

サーバーとドメインがお客様名義なので、サイトが突然消えてしまうことはありません。ただし、保守をやめた後は、アップデートやバックアップをご自身(または他社)で管理していただく必要があります。

Q. 保守なしのほうが安く済みますか?

毎月の支払いだけを見れば安く済みます。ただ、トラブルが起きたときの復旧には、時間も費用もかかることが多いです。「保険」と考えるか、「自分で管理できる」と考えるかで判断してみてください。

Q. プランの違いは何ですか?

更新・バックアップを中心にしたプランから、記事制作まで含めたプランまで、段階に分かれています。内容と料金は、先ほどの「ホームページ保守管理・運用サポート」のページで確認できます。

【まとめ】保守管理費は「サイトを守り、育て続ける」ための費用です

保守管理費は、サーバー・ドメインの管理、WordPressのアップデート、PHPバージョンの確認、セキュリティ・バックアップ、そして日々のちょっとした修正対応で構成されています。目に見えにくい費用だからこそ、内訳を知っておくことで納得して払えるようになりますよね。

リンクリエイトでは、サーバーとドメインを必ずお客様名義にし、保守管理費の内訳やプランをご契約前にしっかりご説明しています。「今払っている保守管理費が適正かわからない」「PHPのバージョンがどうなっているか気になる」という方も、お気軽にご相談くださいね^^

お問い合わせ

CONTACT

ホームページの更新・運用でお困りの方、これからホームページを作りたい方、
どんな小さなご相談でも大歓迎です。
リンクリエイトでは無料相談を随時受け付けています。

この記事を書いた人

吉沢 えりのアバター 吉沢 えり 株式会社RINg CREATE 代表取締役

愛知県西尾市を拠点に、Webにちょっと苦手意識がある小規模事業者さんに向けて、「寄り添いながら、価値を伝える」ホームページづくりと運用サポートを行っています。制作して終わりではなく、「どう届けるか?」「どう育てていくか?」まで一緒に考える“伴走型”のサポートが特徴。
自分自身もゼロからWebの仕事をスタートした経験があり、「わからない」気持ちに寄り添えるのが強み。現在は産業カウンセラーの資格取得にも取り組み、より心に届くサポートを目指しています。
リンクリエイトでは、Webサイト制作・運用サポート/チラシ・パンフレット制作/WordPress講座 などを通じて、「事業の価値を正しく届ける」お手伝いをしています。

目次