チラシのキャッチコピーを変えたら、反応率が変わった理由

チラシのキャッチコピーを変えたら、反応率が変わった理由

「チラシを作ったけど、全然反応がなくて…」

デザインもきれいだし、必要な情報も載っている。でも手に取ってもらえない、問い合わせにつながらない。

その原因、キャッチコピーかもしれません。

チラシを見た人が最初に目にするのがキャッチコピーです。ここで「自分ごと」だと感じてもらえなければ、どんなに詳しい説明や素敵な写真があっても、読んでもらえないまま終わってしまいます。今日は、反応率を左右するキャッチコピーの考え方を、実例を交えながらお伝えしますね!

目次

キャッチコピーの役割は「読む気にさせること」だけ

よく勘違いされるんですが、キャッチコピーの役割は「全部伝えること」ではないんです。

キャッチコピーがやるべきことはたったひとつ。自分のためのチラシだ!と思わせて、「続きを読みたい」と思わせること。

情報の詳細はその下の本文やサービス説明に書けばいい。キャッチコピーは「扉を開けてもらうための一言」だと思ってください。

吉沢えり

チラシって、受け取った瞬間の1〜2秒で「読む・読まない」が決まると言われています。その1〜2秒を制するのがキャッチコピーなんですよ(^^)

反応が取れないキャッチコピーに共通するパターン

まず、よくある「反応が薄いキャッチコピー」のパターンを見てみましょう。心当たりがあるかもしれません。

❌ 「お客様に寄り添う○○サービス」

これ、言いたいことはわかるんですが、読む人の立場からすると「で、私にどんないいことがあるの?」となってしまいます。「寄り添う」「丁寧な」「心を込めた」といった言葉は、どの会社も使っている抽象的な言葉なので差別化になりません。

またキャッチコピーではサービスを提供する側の言葉ではなく、読む人にとっての「いいこと」が分かる言葉だと反応率が上がります。

❌ サービス名だけをドーンと大きく

「○○サロン OPEN!」だけのチラシ。お店の名前は大事ですが、それだけでは読む人にとっての「私が行く理由」が見えません。知らないお店の名前を見ても、人は何も感じないんです。

どんな特徴のお店なのか分かるよう、お店の名前の下にサブコピーを書いておきましょう。

吉沢えり

チラシの雰囲気を大切にしたい場合は、写真などで「行ってみたい!」「興味ある!」を引き出してみてくださいね。

❌ スペックや機能を並べすぎる

「最新設備完備・駐車場10台・定休日なし・完全個室…」情報を詰め込みすぎると、何が一番大事なのかが伝わらなくなります。「全部伝えたい!」という気持ちはすごくわかりますが、情報が多いほど、逆に何も伝わらなくなってしまいます。キャッチコピーは「絞る」勇気が大事です!

吉沢えり

チラシは「一番伝えたいことをひとつだけ」というくらいの気持ちで作るのがちょうどいいんです。

反応が変わる!キャッチコピーを作る考え方

では、どう考えれば「刺さる」キャッチコピーになるのか。大事なポイントをお伝えしますね。

① 「誰に届けたいか」を最初に決める

「みんなに届けたい」と思うと、キャッチコピーはぼんやりしてしまいます。「30代の子育て中のママ」「転職を考えている40代の男性」「開業したてで集客に悩む女性経営者」…具体的な一人を思い浮かべて書くと、言葉がぐっと変わります。

不思議なことに、ターゲットを絞ったキャッチコピーの方が、より多くの人の心に響くんですよ。

② 「悩み」か「理想の未来」を言葉にする

人が動くのは、「今の悩みを解消したいとき」か「なりたい自分に近づきたいとき」です。

悩みに刺さる例

「産後、抜け毛が止まらなくて悩んでいませんか?」
「チラシを作るたびに、デザインに自信がなくて…そのお悩み、お任せください」

理想の未来に訴える例

「3ヶ月後、鏡を見るのが楽しみになる」
「地元で、あなたのお店が話題になる」

どちらも、読んだ人が「自分のことだ!」と感じられるほど具体的にすることがポイントです。

③ 具体的な数字や言葉を使う

「早い」より「最短3日」、「安い」より「1枚500円〜」、「人気」より「地元のママに口コミで広がっています」。

具体的な言葉は信頼感を生みます。ふわっとした形容詞より、数字や事実の方が人の心に残りますよ。

④ 「読んだ後の行動」を”一つだけ”示す

チラシを読んだ人に何をしてほしいかを明確にしましょう。「電話してほしい」「LINE登録してほしい」「来店してほしい」…アクションはひとつに絞って、それをキャッチコピーや本文の中に自然に盛り込みます。

吉沢えり

よく「QRコードもLINEも電話番号も全部載せたい!」というご要望をいただくんですが、選択肢が多いほど見る人は迷って行動しなくなってしまいます。導線はひとつに絞るのが正解ですよ!

Before→Afterで見る、キャッチコピーの変え方

実際に「変える前」と「変えた後」を比較してみましょう。

美容サロンのチラシ

❌ Before:「心と体を癒すリラクゼーションサロン○○」
✅ After:「最近、体の疲れが抜けなくなってきた、と感じていませんか?」

Afterは悩みに直接語りかけています。「これ私のことだ」と感じた人が読み進んでくれます。

外壁塗装のチラシ

❌ Before:「高品質・低価格の外壁塗装なら○○」
✅ After:「築15年以上のお家。外壁のひびや変色、気になっていませんか?」

「高品質・低価格」はどの業者も言っています。でも「築15年以上」と絞ることで、該当する人の心にぐっと刺さります。

地域の整骨院チラシ

❌ Before:「地域密着・保険適用・完全予約制の整骨院」
✅ After:「産後の骨盤ケア、後回しにしていませんか?」

「産後のお母さん」というターゲットに絞ったことで、その人には強く刺さるコピーになっています。

まとめ:キャッチコピーは「お客様への問いかけ」

キャッチコピーで大事なのは、自社のことを語るのではなく、お客様の悩みや気持ちを代わりに言葉にしてあげることです。

「あ、これ私のことだ」と思ってもらえたとき、チラシは初めて機能し始めます。

  • キャッチコピーの役割は「続きを読みたい」と思わせること
  • ターゲットを一人に絞って書くと言葉が鋭くなる
  • 「悩み」か「理想の未来」を言葉にする
  • ふわっとした形容詞より具体的な数字・事実を使う
  • 読んだ後の行動(導線)は一つに絞る

キャッチコピーで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

吉沢 えりのアバター 吉沢 えり 株式会社RINg CREATE 代表取締役

愛知県西尾市を拠点に、Webにちょっと苦手意識がある小規模事業者さんに向けて、「寄り添いながら、価値を伝える」ホームページづくりと運用サポートを行っています。制作して終わりではなく、「どう届けるか?」「どう育てていくか?」まで一緒に考える“伴走型”のサポートが特徴。
自分自身もゼロからWebの仕事をスタートした経験があり、「わからない」気持ちに寄り添えるのが強み。現在は産業カウンセラーの資格取得にも取り組み、より心に届くサポートを目指しています。
リンクリエイトでは、Webサイト制作・運用サポート/チラシ・パンフレット制作/WordPress講座 などを通じて、「事業の価値を正しく届ける」お手伝いをしています。

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